国道126号線から見えるこのホテル、以前から気になっており今回、宿泊で利用しました。
幹線道路から少し入った所に、ひっそりと佇む感じなので、出入りの際、人目は気にならないでしょう。
このホテルは戸建形式です。敷地内に12戸程ありますが、一部は現在、使用されていないようです。希望する部屋の専用スペースに車を駐め、直接、部屋に入るシステムです。入室してしばらくすると、係の人が玄関に来て、料金を支払います。この時、お湯が入った魔法瓶と、ちょっとしたおつまみが手渡されます。まともに対面しての応対なので、抵抗を感じる人もいることでしょう。でも、この時の係のおばさんは、とても感じが良く、宿泊の場合、規定では翌9時までとなっているのですが、10時くらいまでなら、ゆっくりしていただいて構いませんよとのことでした。
さて、今回は「パリ」と称する部屋に入室。このホテルでは、全ての部屋にヨーロッパ各地の地名が付いており、それぞれが、その地名をイメージした内装になっているようです。
建造されてからだいぶ経過しているようで、ところどころ、経年劣化している面は否めませんが、今となっては少なくなってきている、往年のラブホといった感じの内装で、昭和ロマンに浸れます。カラオケや有線放送、冷蔵庫などの設備はありませんが、電子レンジは備わります。なお、供食サービスは一切ないようなので、飲食物については、あらかじめ購入してから利用する必要があります。
今回利用した部屋の裏側には、JR総武本線の線路があり、窓を開けると列車が目の前を走って行きます。列車の走行音や、踏切の警報が気になる人も多いかと思いますが、私たちはむしろこれを子守唄にして、ゆっくりと休むことができました。
またいつの日か、今度は他の部屋も利用してみたいと思います。
- システム1人宿泊サービスタイム
- ルーム鏡張り
- 飲食電子レンジ
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